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エウロパの海に生命体を発見?魚?宇宙人?NASAが重大発表!

      2016/09/27

これまで幾度となく世間を騒がせてきたエウロパについて、NASAが驚くべき発表をするようです。海が存在する可能性が極めて高く、それに伴って生命体存在の可能性が何度も論じられてきたエウロパに新展開があるかも知れません。

もし、エウロパに生命が確認されたのなら世紀の大発見ですね。いわゆる地球外生命体が史上初めて発見されたことになります。この記事では、エウロパについて、生命体の存在可能性と合わせてご紹介していきます。

 

エウロパとは?

エウロパとは木星の第2衛星のことで、ガリレオ・ガリレイが発見した通称ガリレオ衛星の1つです。明るい衛星ですので、双眼鏡や望遠鏡でも十分に確認することができます。

 

概要

%e3%82%a8%e3%82%a6%e3%83%ad%e3%83%91%e7%94%9f%e5%91%bd%e4%bd%93_001出典 http://www.astroarts.co.jp/

太陽から約8億kmほど離れており、平均気温はマイナス170℃と推定されています。最大の特徴は表面が厚さおよそ3km以上の氷に覆われており、この氷層の下では氷が融け液体の海になっている可能性が非常に高いということです。さらに、地球にも存在する熱水噴出孔を有する可能性があり、生命体が存在する可能性も高いと言われています。

 

探査計画

NASAによるエウロパへの探査計画は、調査対象天体の中では最有力候補の一つなのですが、予算不足により2度頓挫しています。

現在は欧州宇宙機関(ESA)とNASA共同での木星探査計画や、NASA単独でのエウロパ探査衛星の打ち上げなどが計画されています。エウロパ到達は10年以上先になりそうですが、高解像度地図の作成や海・生命体の確認などの探査が行われることでしょう。

 

名前の由来

ギリシャ神話に登場する美しい姫で、テュロスのフェニキア王の娘エウローペーが、その名前の由来。ラテン語でエウロパと発音されます。ちなみに、ヨーロッパの名前の語源でもあります。

 

エウロパの海に知的生命体や生物が生存する可能性は?

%e3%82%a8%e3%82%a6%e3%83%ad%e3%83%91%e7%94%9f%e5%91%bd%e4%bd%93_002出典 http://karapaia.livedoor.biz/

エウロパの海に関連した報告は多く挙がってきており、高さ200kmの噴水や表面の氷の蒸発などが既に確認されています。これらの証拠からエウロパに海が存在する可能性は極めて高いと言えるでしょう。

そして、エウロパの海は南極のボストーク湖と近い環境と言われていて、これは十分に生命が存在する可能性を示唆しています。近年の研究で太陽光が全く届かないところでも、生物は存在し得ることが証明されており、熱水噴出孔の周りに群生している微生物やバクテリアなども確認されています。エウロパにも熱水噴出孔が存在する可能性は高いと言われているのです。

これらの研究は光が存在しないエウロパの海であっても、生命体が生息している可能性が高いことを暗示していると言えるでしょう。専門家の中には、「生命が存在しないとおかしい」とまで言っている人もいるくらいですので、期待は膨らむばかりです。

 

NASAの最新発表【2016年9月27日午前3時(日本時間)】

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出典 https://www.nasa.gov/

ついにNASAが会見を開き世紀の発表を行いました!

…と言いたかったのですが、事前に公式twitterでもネタバレしていたように、生命体発見の発表ではありませんでした。内容は「エウロパから噴出された水らしき物質の観測に成功した」というものでした。水の高さは200kmに達し、水が存在することと間欠泉が存在することを改めて裏付ける証拠となりました。

しかし、これは2014年にも別グループによる同内容の報告が既になされていて、あらためて会見を開く必要があったのか疑問に思われる人もいることでしょう。何故NASAは、事前に重大発表があると大々的に告知までして今回の会見に至ったのでしょうか。推測される理由としては、次のようなことが考えられます。

前回2014年の報告以降、水の噴出は観察されておらず、再現性が確認されていませんでした。それで間欠泉の存在に疑問符がついていたのです。間欠泉の存在有無は、今後の探査計画の内容を大きく左右すると言われています。間欠泉があれば地表に水が噴き出してくるためサンプルの採取が容易であり、万一生命体が存在するとしても発見が容易になるという大きなメリットがあるのです。そのため、探査計画が進めやすく予算も通りやすいことになります。過去2度も予算がおりず探査計画が頓挫したNASAとしては、今回の発見が非常に強力な後押しになったことは間違いないでしょう。

今回は3度も水の噴出を捉えることに成功しており、再現性としては十分な証拠を得ることができました。今後のエウロパ探査計画に弾みをつけ、探査衛星を送り込んでほしいですね。

 

まとめ

ここまで、木星の第2衛星エウロパについてご紹介してきました。

生命体が生存する環境が整っていることはご理解いただけたでしょう。生命体存在の可能性を示唆する証拠が多く提示されていることに驚いた人も多いのではないでしょうか。今回のNASAの発表で、水の存在はほぼ間違いないレベルになり生命体発見の期待は益々高まってきました。

いずれは、私たちが想像している地球外生命体と遭遇する未来がそこまで来ているのかも知れませんね。

 - 時事イベント, 科学