世界イベント通信

世界中の素敵なイベントをご紹介します!

*

プレミアリーグの古豪ストーク・シティFC|近代の戦術と超ロングスロー

   

来季末で契約満了となるACミランの本田圭佑。移籍濃厚と言われていますが、その移籍先にストーク・シティFCが候補に挙がってきました。

ストークシティ_002出典 http://footballinflu.blog.fc2.com/

このストーク・シティ、どんなチームかご存知でしょうか。プレミアリーグ好きの方なら間違いなく知っているでしょうが、知らない方もけっこう多いんじゃないでしょうか。

今回はこのチームの歴史、近年の戦術やユニークな超ロングスローについてご紹介します。

 

ストーク・シティFCって?

ストークシティ_003出典 http://www.msn.com/

ストーク・シティはストーク・オン・トレントに本拠地を置くプレミアリーグのチームです。

1888年に始まった、プレミアリーグの前身フットボールリーグ最初の12チームに名を連ねていた、伝統あるチームです。チームとしてのタイトルは1971-72シーズンのリーグカップのみで、他に輝かしい成績はありません。

2008-09シーズンに初めてプレミアリーグに昇格して以降は、11位~14位あたりをウロウロするようなパッとしないチームだったのですが、2013-14、2014-15は2年連続で9位となるなど中堅チームとしての地位を確立しつつあります。

最近の動向としては有力選手の獲得に力を入れ、あのシェルダン・シャキリ(スイス代表)まで獲得したことで話題になりましたね。移籍金はチーム史上最高額の1200万ポンドでした。その他にもマルコ・アルナウトビッチ(オーストリア代表)、ボージャン・クルキッチなどの有力選手を獲得しています。

さらに本田選手が加わることで、有力選手たちが本来の実力を発揮すれば面白いチームになるかもしれませんね。

 

近年の戦術

ストークシティ_001出典 https://ja.wikipedia.org/

2006-07シーズン以降の戦術が近年のストーク・シティを語る上では分かりやすいでしょう。

 

トニー・ピューリス監督時代【2006-13】

プレミア昇格を果たした現代のストーク・シティを語る上では欠かせない存在です。

弱小チームにありがちですが、まずは負けないようにDFラインを低くして守備をガッチガチに固めます。得点手段はカウンターかセットプレー主体になりますがお金はありません。そこで、近代サッカーのトレンドから外れたでかい選手を安く集めます。そうしてセットプレーを強化した戦術が取り入れられました。

詳細は後述しますが、ここでセットプレーをより強化するのに獲得したのがロリー・デラップです。彼のロングスローは決定機を何度も作り出しストーク・シティをプレミアに押し上げる原動力となったのです。

 

マーク・ヒューズ監督時代【2013-】

ここで、ストーク・シティ往年のセットプレー戦術の変更がなされます。

フィジカルと高さを極度に重視することはせず、テクニカルな2列目3列目を攻撃の軸に据える戦術で、近代サッカーではメジャーな攻守に渡るハードワークを求めました。多くのストークファンはがっかりしたかもしれません。

しかし、彼は巧みに戦術変更をし、チームを過去最高の9位に押し上げました。それも2年連続です。戦術変更の何が巧みだったかというと彼は急激にスタイル変更をしたのではなく、それまでの良いところは残しつつ徐々に変えていったのです。

そして、2015-16シーズンからはシャキリを投入し戦術変更を明確に打ち出しました。

今期は主力に好不調の波があり、獲得金額に見合う成績とは言えませんでしたが、歯車が合えばかなり上位に行けるパワーを秘めていると言えるでしょう。

 

超ロングスロー

かつてのストーク・シティの代名詞と言っても過言ではない超ロングスロー。これが人間発射台とも呼ばれたロリー・デラップの必殺技です。まずは衝撃の動画をご覧ください。

彼のロングスローは飛距離、速度ともにフリーキック並みであるため低く鋭い弾道で相手ゴール前に投げ込むことができるのです。飛距離は驚きの40メートル。そして、ロングスロー最大の利点はオフサイドにならないことにあり、これを活かして数々のゴールを演出してきました。

上記動画にもあるように、彼はやり投げの学生チャンピオンでもあり、そう考えるとこのロングスローも納得できるでしょう。

2013年に引退してしまいましたが、このような特徴のある選手がいなくなるのはちょっと寂しくもありますね。

 

まとめ

ここまでストーク・シティの特徴や戦術などをお伝えしてきました。

なかなかにユニークなチームで、コアなファンが多いことでも知られているチームです。現在のストーク・シティはデラップがいないこともあり、空中戦重視ではないですがかつての戦術も残したバランスの良いチームに生まれ変わろうとしています。

有力選手の獲得で成績を上げていることもあり、ここに本田圭佑が加わるとさらに面白いチームになりそうな予感がしますね。

来季のストーク・シティにはぜひ期待しましょう。

 - スポーツニュース