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モンサンミッシェルと宮島の共通点って?【世界ふしぎ発見!】

   

フランスの詩人ヴィクトル・ユーゴーが「海上のピラミッド」と称したモンサンミッシェル。海の上に浮かぶその荘厳な姿は世界中の人々を魅了し、日本人にも非常に人気の高い観光地として知られています。

このモンサンミッシェルですが、実は日本の宮島と共通点が多いことをご存知でしたか?ともに海の上に建てられた建造物で世界遺産でもあるこの2つには意外なつながりがあるようです。

この記事では、その謎を2つの世界遺産を紹介しつつ解き明かしていきたいと思います。

 

モンサンミッシェルって?

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モンサンミッシェルは言わずと知れた世界的観光地の一つで、フランス・ノルマンディー地方のサン・マロ湾に浮かぶ修道院のことです。

 

歴史

起源は708年までさかのぼり、大天使ミカエルのお告げを受けたとされる司教が礼拝堂を建てたことに端を発します。その後増改築が繰り返され、13世紀ごろに現在の姿になったと言われています。それ以後も度重なる戦争や監獄としての歴史も経て、修道院として復元されたのは1865年のことでした。この時、力を尽くしたのが冒頭でもご紹介したヴィクトル・ユーゴーです。

様々な困難を乗り越え1979年には世界遺産に登録され、世界中から注目を集めることになりました。

 

見どころ

何と言っても海に浮かんでいる神秘的な姿を見れることです。満潮時は修道院そのものが浮かんでいるように見え、幻想的な風景に心を奪われることでしょう。

ガイド付きが条件ですが、干潮時には裸足で砂浜を歩いてモンサンミッシェルまで行くことができます。都合が合えば是非チャレンジしてみることをおすすめします。その後の潮が満ちて修道院が浮かんでいく様子を見れば、当時の修道士たちに思いを馳せることができるでしょう。

 

オムレツ

「ラ・メール・プラール」というお店で、名物料理のオムレツを食べることができます。フワフワのでっかいオムレツです。話のネタに食べておくのも良いでしょう。

ただし、本当に卵の素材のみを使ったような料理ですので味はほぼしません。そしてとんでもなく高いです。味を期待せず、旅の思い出と割り切って食べるのであれば問題ないと思います。栄養は満点です。

ちなみに、2006年に訪れた時は店先で卵を割ってオムレツを作るパフォーマンスがあったのですが現在は不明です。楽しいので、まだやっていたら是非見物してみてください。

 

宮島って?

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日本三景の一つに数えられる日本屈指の景勝地です。瀬戸内海の広島湾に位置し、海外からも絶大な評価を得ている観光地です。別名で厳島とも言われ、観光地の中心となっている厳島神社は特に有名ですね。

 

歴史

伝承では593年に豪族の佐伯鞍職が建立したと言われています。文献で初めて登場したのは811年の記録でした。しかし、厳島神社が威容を誇ったのは平安末期に平家による庇護を受けてからで、1156年には平清盛の造営によって現在の基礎が形作られることになりました。

その後は幾度となく戦火に見舞われるも時の権力者の保護を受け、時代の激流を潜り抜けながらも現在の壮麗なたたずまいを残していくことができたのです。

1996年には世界遺産に登録され広く世界に知られることとなりました。

 

見どころ

最大の見どころは本殿です。平清盛が寝殿造の様式とし、毛利元就が改築したこの本殿は日本一の大きさを誇ると言われています。満潮時の海に浮かぶ本殿は壮麗で、悠久の時を感じさせてくれることでしょう。

もちろん、満潮時の大鳥居も一見の価値ありです。見ているだけで心が洗われるような穏やかな気持ちにさせてくれることでしょう。

 

モンサンミッシェルと宮島が相互プロモーション

2009年にこの2つの観光地は、相互プロモーション協定を結んでいたのです。日本とフランスの国交開始150周年を迎えた2008年にこの話が持ち上がり協定に至ったようです。

そして、このプロモーションをきっかけに、宮島を訪れるフランス人が非常に増えてきたのです。2014年度はフランス人が1位で2万人以上の人々が訪れているのです。

また、興味深いデータもあります。広島県を訪れる外国人は大半が広島市を訪問するのですが、フランス人に限っては宮島のある廿日市市の方に集中する年度もあり、宮島への関心の高さがうかがえます。

相互プロモーションの効果がよく表れていることが分かりますね。

 

モンサンミッシェルと宮島の共通点

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ここまで紹介してきた中で、思い当たる部分もあったかと思いますが、この2つのエリアには多くの共通点があります。

 

海上の世界遺産

まず、この2つは世界的にも珍しい海に浮かぶ建造物であるということです。しかも、2つとも世界遺産として非常に人気が高いということです。ともに非常に高い技術が結集されていて、会場でも崩れない工夫が多くなされています。

 

歴史ある聖なる場所

この2つの地域はともに神聖な信仰の場所であり、それが1000年以上の年月をかけて続けられています。さらに、信仰の原点がともに岩であることも同じなのです。モンサンミッシェルは聖なる岩山を切り出して修道院とし、宮島は神が降り立った岩を擁する島ということで聖なる島となりました。

長い年月をかけて、数多くの試練を乗り越えてきたところも共通していますね。

 

名物料理

実は名物料理にも共通項があります。宮島の地御前牡蠣は非常に有名ですが、モンサンミッシェルのふもとの街カンカルでも屋台などで牡蠣を食べるのが通例になっています。ちなみにカンカルでは、食べた牡蠣の貝殻は砂浜に投げて良いみたいですよ。

パッと見ではなかなか似ているところは見当たらなかったかもしれませんが、実はたくさん共通項があるのです。遠く離れたこの2つのエリアに共通点があるって少し素敵な感じがしますよね。

 

まとめ

ここまで、宮島とモンサンミッシェルの共通点についてお伝えしてきました。

2つの世界遺産の素晴らしさと歴史の深さはご理解いただけたことと思います。意外な共通点に驚かれた人も多かったのではないでしょうか。

どちらの世界遺産も行けば必ず感動を与えてくれますので、機会があれば是非行ってみましょう。今回の共通点を頭に入れて見てみれば、また楽しい観光になることでしょう。

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