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玉せせり in 2017|真冬にふんどし一丁で玉を奪い合う壮絶な祭り

   

%e7%8e%89%e3%81%9b%e3%81%9b%e3%82%8a_001出典 http://showcase.city.fukuoka.lg.jp/

新春1月3日に福岡県の筥崎宮で行われる、玉取祭(通称:玉せせり)をご存知でしょうか。締め込み(ふんどし)姿の男たちが木製の玉を奪い合うというかなり変わった祭りなのですが、全国的に有名で九州三大祭りの一つとされています。

男衆は乗り役とかつぎ役が入れ替わりながら玉を奪い合うため、攻防が目まぐるしくとても迫力のあるお祭りです。

この記事では「玉せせり」の見どころや日程などをご紹介していきます。奇祭に興味がある人は是非参考にしてみてください。

 

玉せせりとは

「長崎くんち」「八代妙見祭」と合わせて九州三大祭りの一つとされる「玉せせり」。京都府の「石清水八幡宮」大分県の「宇佐神宮三大八幡宮」と並んで三大八幡宮の一つである「筥崎宮」を舞台として毎年お正月に行われている由緒ある伝統行事です。

幸運が授かると言われている木製の宝珠を奪い合いながら、最後は本殿に収めるというお祭りです。担ぎ上げられたふんどし姿の男たちが宝珠を奪い合う姿は、ある種異様な光景にも見えます。ただ、宝珠を頭上に掲げると幸運が舞い込むとあって、男衆は真剣そのもの。お祭りはかなりの盛り上がりを見せます。

遠方からも観光客が押し寄せるため、男衆の気合とも相まって熱気にあふれたお祭りとなっています。

 

2017年の日程

毎年、3が日の1月3日に行われています。2017年も同じく1月3日(火)に行われることになります。

玉洗い式の13時から始まって、神前に奉納される14時30分までのスケジュールで行われます。

 

場所

場所は福岡県福岡市にある三大八幡宮の一つ「筥崎宮」。境内と末社の玉取恵比寿神社がお祭りの舞台となっています。

住所:【福岡県福岡市東区箱崎1-22-1】

 

玉せせりの由来

玉せせりの歴史は諸説ありますが、室町時代に始まったとされる説が有力です。当初は玉を戴こうとする参拝客もそこまで多くなかったのですが次第に幸運にあやかれるという噂が広まり、人々が我先にと玉を奪い合うようになったと言われています。

そして、この宝珠の奪い合いが激しくなる中で、衣服を着たままでは動きにくいと言う理由で皆が裸体となって奪い合ったのが「玉せせり」が始まった背景です。

 

玉せせりの見どころ

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出典 http://kachan3.exblog.jp/

玉せせりの見どころは、もちろん男衆による宝珠の奪い合いのシーンです。漢字で玉競りとなっているように、激しい競り合い奪い合いが繰り広げられます。

奪い合う宝珠のサイズは直径28cm、重さは8kgとなっており、持っているだけでも体力を消耗するでしょう。さらに、男衆は担ぎ上げたり担ぎ上げられたりと何度も入れ替わりながらの奪い合いですので、体力自慢の人でないと厳しいかも知れません。

この真冬にふんどし一丁ですから寒さも尋常ではないでしょうが、それを全く感じさせない気合と威勢の良さが見ていて清々しいですね。

この祭りは陸組(おかぐみ)と浜組(はまぐみ)の2勢力に分かれてバトルが繰り広げられます。字のごとく陸組が勝てば豊作、浜組が勝てば大漁となっていますので、応援する勢力を決めて見学するとより楽しめるのではないでしょうか。

 

まとめ

ここまで、「玉せせり」の見どころや日程などをご紹介してきました。

真冬にふんどし一丁の男たちが宝珠を奪い合うという変わったお祭りですが、魅力は伝わったでしょうか。真冬でもあの熱気と威勢の良さは迫力があり、見ているだけでも気持ちよく清々しい気分にさせてくれることでしょう。

3が日をテレビを見てダラダラ過ごすくらいなら、「玉せせり」を見て爽快な気分を味わってみてはいかがでしょうか。

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