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アメリカ旅行でスーツケースの鍵をかけるのはNG?TSAロックもダメ?

   

アメリカ合衆国は、海外旅行では毎年人気の国上位に挙がっています。ハワイ・グァム・サイパンなどのリゾート地はもちろん、ニューヨーク・ロサンジェルス・ラスベガスなどの都市圏も非常に人気があり、多くの日本人が旅行に選ぶ国の一つです。

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そんな人気の国アメリカですが、空港でスーツケースを預ける際にちょっと困ったことがあるのをご存知でしょうか。それはスーツケースに鍵をかけられないということです。アメリカでは2001年の同時多発テロ事件以降、空港で非常に厳しいチェックがされており、それは2016年現在も続行されています。恐らく、今後もこの警戒が緩まることはないでしょう。

アメリカ旅行に行かれる人はちょっと不安ですよね。スーツケースに鍵がかけられないというのは、盗難に遭いそうで気が気でないかも知れません。

この記事では、アメリカ旅行の際の荷物検査事情やスーツケースの扱い方についてご紹介します。アメリカに行く予定のある人もこれからアメリカ旅行を計画している人も参考にしてみてください。

 

アメリカ国内空港でのセキュリティチェック

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冒頭でも触れましたが、アメリカ合衆国内空港では9.11のテロ以降セキュリティチェックが厳重に行われています。搭乗者全員へのボディチェックの実施や荷物関連でも厳しいチェックが行われています。

機内への持ち込みでは、鼻毛切りハサミやワインオープナー(小刀付きの)、液体やジェル類なども持ち込めなくなり制限が厳しくなりました。

それは機内への持ち込みができないスーツケースでも同様で、こちらでもチェックが徹底されるようになりました。X線写真で危険物の有無をチェックするのはもちろん、ランダムで荷物の開錠検査も実施されています。これは施錠の有無にかかわらず実施されます。

ですので、アメリカ国内空港で荷物を預ける際は鍵をかけないことが常識となっています。もし、荷物検査実施対象になった時に鍵がかかっていると鍵を破壊された上で中をチェックされます。この行為は合法となっており、賠償も一切されることはありません。

うっかり鍵をかけてしまうと、baggage claim area(手荷物預かり所)で無残な姿のスーツケースと対面する可能性もありますので気をつけましょう。

 

TSAロックとは?

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アメリカ国内空港でスーツケースに鍵をかけないのは前述のとおりですが、TSAロックなら鍵をかけても良いとされている時期がありました。

このTSAロックとは、アメリカ運輸保安庁【TSA(Transportation Security Administration)】が認定した施錠機構のことです。最大の特徴は、TSA職員が専用のツールでこのロックを開錠・施錠することが可能なため、アメリカ国内空港でも施錠した状態で預けることができることです。正確に言うと預けることが「できた」になります。

 

◇問題点

TSAロックには11種類のマスターキーがあり、TSA職員が全てのキーを所有していない場合はロック(若しくはカバン)を破壊して検査を実施することがあります。その事例は数多くあり、その流れで盗難に遭ったとされる事例も少なからず存在するようです。

2015年にはマスターキーの写真が流出し、さらにここから3Dデータまで公開されたために、3Dプリンターさえあれば誰もが複製できる事態になってしまいました。結果、TSAロックは無意味なものになってしまったと言えるでしょう。

これを受け、主要北米航空会社はTSAロックも施錠しない対象として呼びかけています。

 

アメリカ旅行でスーツケースを預けるときの注意点

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アメリカ旅行でスーツケースを預けることの恐ろしさはよく分かっていただけたかと思います。正直、鍵をかけないのは不安ですが、鍵をかけないなりに対策できることもあるのです。ここでは、2点ほどご紹介します。

 

◇貴重品を入れない

これが最大のリスクヘッジになります。スーツケースの中に貴重品が入っていなければ、仮に盗難に遭ったとしても身動きは取れます。異国に到着してお金もパスポートもないでは何もできなくなってしまいますので、最悪の事態だけは避けられるようにしておきましょう。

 

◇スーツケースベルトをつける

これも有効な対策です。スーツケースベルトがあるのとないのとでは、泥棒たちの心理面も異なってきます。ベルトがあれば、外してカバンを開けるのに時間がかかりそうと思わせることができるため、多少なりとも効果があるでしょう。

他にもカバンが強い衝撃で開いてしまうことが防止できたり、手荷物預かり所で目立ちやすかったりと盗難防止以外にもメリットがあるのでおすすめです。

ただ、スーツケースベルトを装着しているのが日本人に多い傾向があるため、逆に盗難に遭いやすいという話も聞きます。ですので、明らかに日本人と思われるようなものは避けた方が良いでしょう。

ピカピカの高そうなスーツケースに立派なベルトがしてあったら、盗んでくださいと言ってるようなものです。適度に汚したり、ステッカーをたくさん貼るなどして、盗難のターゲットになりにくい工夫をするようにしましょう。

 

まとめ

ここまで、アメリカ旅行の際の荷物検査事情やスーツケースの扱い方などについてご紹介してきました。

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アメリカも事情が事情ですので、セキュリティチェックに神経質になるのは当然と割り切り、空港の対応には歩み寄るしかありません。スーツケースに鍵をかけるのはあきらめて、その制限がある中での対応を考えて行動するようにしましょう。

間違ってもスーツケースに鍵はかけず、貴重品だけは機内に持っていくようにして、楽しいアメリカ旅行になるようにしましょう。

 

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