世界イベント通信

世界中の素敵なイベントをご紹介します!

*

【2016年度】東京都知事選|混乱した都政を任せられる候補者は?

   

 

 

舛添都知事の辞任からはや1ヶ月、2016年7月31日に投開票が行われる東京都知事選が告示されました。

今回の選挙は立候補者の出馬状況が大きく伝えられたのに加え、総勢21名の選挙戦となったこともあり、大きな話題となっています。

東京都知事選2016_001出典 http://www.metro.tokyo.jp/

この記事では過去の都知事について触れるとともに、有力とされる小池百合子、増田寛也、鳥越俊太郎の3候補について、詳しく紹介します。

オリンピックや待機児童問題など重要課題を抱える今後の都政を進めていくのは誰になるのか、それぞれの候補者のメリット・デメリットは何かをお伝えしていきます。

 

過去2人の都知事と辞職の理由は?

出典 http://www.huffingtonpost.jp/

 

東京都知事選2016_003出典 http://www.asahi.com/

石原慎太郎氏が辞職してから、猪瀬直樹氏と舛添要一氏の2人の知事が短い期間で都知事に在籍していました。

猪瀬氏はオリンピックの招致活動や地下鉄の24時間化などに取り組んできましたが、徳洲会グループからの献金問題で退任を余儀なくされました。

その後当選した舛添氏はオリンピックに加え社会保障や外交などにも取り組みましたが、政治資金の不透明な使用により退任することになりました。

4年もたたない間にかわるがわる都知事が入れ替わったことは都政の停滞を招いたとともに、都民の都政に対する不満や不安感を与えてしまいました。今回の選挙でも政治と金に関する問題は重要な争点となっています。

 

有力3候補者の実績と紹介

今回の選挙で有力とされている3候補を紹介していきます。

 

◇小池百合子氏

小池氏は元ニュースキャスターで、当時の日本新党から政治の道を志し、直近までは自民党所属・東京10区の衆議院議員でした。環境相時代は「クールビズ」の導入などで一躍時の人となりました。

「崖から飛び降りる覚悟で」と自民党の公認を受けずに、いち早く立候補を表明。「東京大改革」として、都政の透明化や行財政改革、3つの「シティ」を目指すとしています。

他候補からは「日本のヒラリークリントン」とも呼ばれているとのことで、強いリーダーシップが期待されます。

 

◇増田寛也氏

増田氏は建設省を経て岩手県知事を務めた後は、民間閣僚として入閣し、地方再生に力を注いできました。今回は自民党、公明党などの推薦を受けての立候補です。

省庁や知事の経験から「実務型」であることをアピールしており、子育て支援や福祉などの社会保障、防災強化やオリンピックの成功と経済活性化を目指すとしています。今までの経験から役人をうまくコントロールしながら、協力して都政を進めるという印象が持てます。

 

◇鳥越俊太郎氏

鳥越氏はジャーナリストとして、またテレビの顔としても有名でした。近年はがんの克服などにも取り組んでおり話題となりました。

野党の統一候補として今回立候補を表明し、「あなたに都政を取り戻す」として「住んでよし」「働いてよし」「環境によし」の3点を公約に掲げています。

様々な年代の「人」に寄り添った政策によって、温かみのある都政を進めたいとの思いが伝わってきます。

 

各候補者が都知事になるメリット・デメリットは?

東京都知事選2016_004出典 http://ironna.jp/

小池、増田、鳥越の3候補が都知事になった場合の都政について、メリットデメリットを含め紹介していきます。

 

◇小池百合子氏

小池氏の期待できるアピールポイントとしては「しがらみのなさ」「リーダーシップ」が挙げられます。

今回の争点である、政治資金を含む「都政の透明化」に言及しており、クリーンな都政が実現できるとの期待が持てるのではないでしょうか。また強いリーダーシップを生かしながら行財政改革を進めていくことで、無駄を削減しつつも都民に近い目線で都政を進めていくと考えられます。

しかしながらその訴えがあだとなってしまう部分も出ています。今回の立候補でも大きな問題となったように、自民党の都連や都議会との対決姿勢を鮮明にしているため、都政が膠着化してしまう可能性も考えられます。

 

◇増田寛也氏

増田氏のポイントとしては「官僚出身」「知事経験者」であることです。都政、あるいは行政を指揮する上で現場を知っていることは何よりも強みであり、都政がスムーズに進められると考えられます。

都議会との協調姿勢を表していることも、政治の在り方をよく理解しており、長期での都政運営が期待できます。

一方で今回の選挙戦は都連などの組織の支援を受けた戦いということ、官僚出身とのこともあり、都議会や役人の言いなりになってしまう可能性もあるでしょう。

また増田氏は以前東京一極集中を解消すべく、地方創生に取り組んでいたこともあり、今回の立候補は今までと真逆の姿勢であるとの批判も受けています。

 

◇鳥越俊太郎氏

鳥越氏はより都民目線の主張として、正社員を増やす、がん検診受診率を増やす、自然エネルギーの活用を訴えており、他の2候補と若干ではありますが異なった姿勢で都政に取り組むとしています。

より人の意見を聞き都政に反映をさせるとの理念は、様々な世代の考えを受け止めてくれる期待と好感が持てます。

ただ、鳥越氏が76歳と高齢であることに加え体調問題も気になるところです。実際に遊説の日程が少ないのは体調面からの不安とも揶揄されています。記者前の取材で「私は昭和15年生まれで、戦後は20歳でした」(実際は5歳)などと、意味不明な発言もあったり不安も少々あります。

また公約の発表が遅れたことや、他候補や都政の批判が多いことは「準備不足」ともとらえることができ、長期にわたって都政を任せることができるのか不安感を持たせています。

 

まとめ

今回の都知事選は様々な候補者が立候補していますので、各候補者の政策を吟味しながら一票を投じる必要があるでしょう。

今回紹介した有力候補者の政策に大きな違いはないものの、細かい部分では訴えが異なっている部分もあります。政策に加えて立候補の経緯や経歴を踏まえつつ判断をしていけば、自分自身の考えにあった候補者を見つけることができるのではないでしょうか。

都民は都知事が何度も変わってしまう現状に飽き飽きしていることを、各候補者がしっかりと受け止めることも必要でしょう。

都民の生活を豊かにすること、改革を進めること以上に、長期で任せられる都知事が選挙で選ばれることを、都民は期待しています。

 - 政治, 時事イベント