世界イベント通信

世界中の素敵なイベントをご紹介します!

*

マン島TTレース|世界一危険なレースは死亡事故数もハンパない

      2016/11/05

世界一危険なレースとして観客を魅了し続けるマン島TTレース。やはり、そう呼ばれる通り事故もかなり発生しています。市街地を320km以上の超スピードで走るため、事故が重傷や死亡につながることも少なくありません。まずはこのスピード映像をご覧ください。

こんなスピードでストリートを走り抜けるとはすごすぎます。事故が起きない方が不思議ですよね。

今回はそんな危険なマン島TTレースの事故について考察してみます。

 

マン島TTレースはなぜ危険なのか?

人々が興奮して止まないマン島TTレースですが、まずはその危険な理由から考えてみます。主に下記2点に集約されるでしょう。

 

◇市街地内のコース

最大の理由はレースが市街地内で行われることにあります。通常のサーキットであればコーナーにエスケープゾーンや緩衝材があり、コースアウトしたドライバーを守ってくれます。

マン島TTレース2016_事故_002出典 http://dailynewsagency.com/

しかし、このレースは写真の通り市街地を走り抜けます。それも300km以上のスピードでです。両脇には石壁や民家が建ち並び、コースアウトすればドライバーを守るものは何もありません。このスピードで接触すればどうなるかは火を見るより明らかでしょう。

また、海沿いの公道も走りますので、コースアウトして崖に転落するドライバーもいます。

いかに危険かは言うまでもないでしょう。

 

◇コースの高低差

もう一つの理由はコースの高低差にあります。

マン島TTレース2016_事故_003出典 http://www.biketour.jp/

超スピードで走り抜けますので、高低差があれば当然車体は浮きます。場所によってはかなり長い距離をジャンプするところもあり、ハイレベルな空中でのバランス感覚が必要とされます。少しでもバランスを崩せば着地に失敗し、それがそのまま事故につながります。しかも隣は民家や壁、崖となるとどうなるかは想像に難くないでしょう。

 

マン島TTレース|死亡事故

これほど危険な状況下でのレースですから、残念ながら死亡事故が後を絶ちません。

マウンテンコースが使用され始めた1911年から2013年までで死亡者はなんと 240名 。2000年以降だけでも21名ものドライバーが帰らぬ人となっています。

多いとは思っていましたが、はっきり言って想像をはるかに超えていました。これだけの死者を出す競技が100年以上も続いているとは、にわかには信じ難い話です。

 

◇日本人の死亡事故

このレースには、日本人からの参加者も多くいます。そして、過去には亡くなられた方もいらっしゃいます。

1966年には藤井敏夫氏が個人出場した際、公式練習中の事故で死亡。2006年には前田淳氏が練習走行中に後続車に追突され他界されました。2013年には松下ヨシナリ氏が予選走行中のジャンプ着地のミスで標識に激突。即死だったそうです。

参加者がいる限り、こう言った事故はなくなることはないでしょう。もちろん、日本人も例外ではありません。

 

◇事故動画

ここでは衝撃の事故動画をご紹介します。かなりショッキングな映像も含まれていますので、心臓の弱い方は絶対にご覧にならないようお願い致します。

 

【送料無料】マン島TTレース2015【ブルーレイ】/モーター・スポーツ[Blu-ray]【返品種別A】

直視できない映像もありましたが、これだけ事故が相次いでもチャレンジし続けるドライバーが多くいるというのはすごいことです。もはや麻薬的な魅力がこのレースにはあるということなのでしょう。

 

マン島TTレースの賞金

非常に危険なマン島TTレースですが、賞金はどれくらいなのかちょっと気になりますよね。ほとんど命がけと言ってもよいくらいのレースですので、ふつうは高額だと思いますよね。それが全くそんなことはないのです。

1着賞金は何と£10,000、日本円にして約130万円(1ポンド130円換算)ほどなのです。ここまで過酷で激しいレースをしても100万円ちょっとの賞金とは、あまりにも少なすぎる気がするのですが。。。

やはりライダーたちは、お金でも命でもなく名誉を求めているということなのでしょうね。

 

まとめ

いかがでしたか?マン島TTレースの危険性は伝わったでしょうか。

内容を詳細に見るとその衝撃具合がリアルに感じられて、恐ろしさが増しますね。しかし、それ故に人々は熱狂し魅了されるのかもしれません。このスピード感と迫力、スリルを感じられるのは、マン島TTだけでしょうね。

いずれにせよ、レースを楽しむためにもリスクを減らす取り組みを運営側は考え続けて頂きたいものですね。

 - イギリス, ヨーロッパ, 海外のイベント