数々の疑惑が報じられ与野党から都職員から都民から日本中から責め立てられ、まさに火だるま状態の舛添都知事。ここまで言われても辞職しないとは、ハートの強さだけは見習いたいと思う今日この頃です。
出典 http://headlines.yahoo.co.jp/
さて、そんな舛添都知事への一般質問までが実施され、ついに総務委員会での集中審議がされることが決定しました。この後も東京都議会は進行していくのですが、気になる日程と都知事が今後どのように糾弾されていくのかを考察してみます。
東京都議会って?
念のために基本だけ簡潔にご紹介しておきます。
東京都に設置されている 地方議会 で、 定数127人 、 任期4年 となっています。ちなみに、舛添都知事は任期3年目ですので、仮に知事に居座り続ければあと2年間は都議会に出席するということになりますね。
都議会が以前大きく注目を集めたのは、2014年のセクハラ野次問題でしょう。女性議員に向かって「早く結婚した方がいいんじゃないか」発言がありましたよね。
今回の舛添問題もそうですが、問題がある時しか注目されないというのも悲しいものです。
東京都議会定例会日程
2016年度第二回の定例会日程は下記のようになっております。
開会(本会議) | 6/1(水) |
---|---|
代表質問 | 6/7(火) |
一般質問 | 6/8(水) |
総務委員会 | 6/9(木) ~ 6/13(月) |
総務委員会(集中審議) | 6/13(月)、6/20(月) |
閉会(本会議) | 6/15(水) |

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◇代表質問
6/7(火)に実施されたのが代表質問です。
ここでは、年に4回実施されている通常会議で知事が発言したことについて、各会派の代表が知事に質問をします。今回は自民党・公明党・日本共産党・民進党の各代表が合計でおよそ3時間ほどの質問時間を与えられており、かなり厳しい追及がされました。
下記は自民党の神林茂総務会長からの代表質問です。
支持母体の自民党からここまで激しい批判がくると、もうどうしようもない気がしますけどね。
でも辞めないってすごいですね。何も考えてないんでしょうか。。。
◇一般質問
6/8(水)には一般質問が実施されました。
こちらでは計15名の質問者から知事へあらゆる角度からの厳しい追求がありました。
辞職を求める声も多く聞かれましたが、当の都知事は「迷惑をお掛けして申し訳ない」「真摯に受け止める」と反省の弁を繰り返すばかりで、具体的な回答はありませんでした。
これには議員だけでなく、傍聴者からも「答えになってない」「辞めろ」と激しいやじが飛び交っていました。まぁ当然ですよね。
◇総務委員会(集中審議)
さらに6/9(木) ~ 6/13(月)にかけての日程で総務委員会が開かれます。
これは地方自治法109条に基づき設置されているもので、重要な議案については公聴会や集中審議が開かれることになっています。
そして、舛添都知事の今回の問題を問い質すかも委員会で話し合われた結果、集中審議が6/13(月)と6/20(月)に開催されることとなりました。代表質問、一般質問を受けて知事の回答が不十分であるとの判断に至ったようですね。
この集中審議は一問一答形式で、あの猪瀬都知事も4日間に及んで完膚なきまでに追い詰められました。舛添都知事にも同様の厳しい追及がされることでしょう。
まとめ
ここまで、東京都議会の日程と舛添都知事の攻防の様子をご紹介してきました。
外堀は完全に埋まってしまっているのですが、違法性なしの一点張りでこのまま居座り続けてしまうのでしょうか。最低限の良心があればすんなり辞職しそうなものですが、あいにくそんなものは持ち合わせていないのでしょう。
結果はどうなるかわかりませんが、議会は議会の責任を果たし都知事をきっちり糾弾して頂きたいものです。