当サイトでも何度かご紹介してきたタイニーハウス。日本でもひそかなブームになりつつあるようです。TVや雑誌などメディアでも取り上げられる機会が増えて、注目度の高さがうかがえます。
そんな人気の高まりもあって、タイニーハウスも多様なニーズに応えるため非常に多くの種類のものが販売されています。その中の一つにDIYで組み立てられるタイプのものもあり、注目を集めているようです。
この記事では、どうせなら自分で家作りにチャレンジしたいという人のために、DIYで作れるタイニーハウスをご紹介していきたいと思います。代表的なキットの値段や工期なども合わせてお伝えしますので、是非参考にしてみてください。
タイニーハウスキットって?
タイニーハウスはご存知、ミニマルサイズの小さな家のことです。アメリカの郊外でよく見かけるツリーハウスやトレイラーハウスなどのことですね。
タイニーハウスキットはこれらの家の組み立てキットのことを言います。要は組み立て前のプラモデルのようなもので、組み立てを業者に任せず自分たちでやってしまおうというわけです。
メリット
最大のメリットは安さでしょう。タイニーハウスはそもそもが安いのですが、キットにしてしまうとさらにお安くなります。単純にキット代金だけなら30万円というものも存在するのです。ちょっと信じられないかもしれませんが、現実のお話です。
工作やDIYが好きな人には、作り上げる過程も楽しめますので言うことなしでしょう。
デメリット
DIYが苦手な人にはあまりお勧めできないかもしれません。そのような人はサポートで大工さんを雇うとか、難しい足場部分だけを業者の人に任せるなどすれば、問題ないでしょう。プラスアルファでお金がかかりますが、完成品を購入するよりは安くなりますよ。
ツリーハウスキット
ここからは具体的なキットをご紹介していきます。まずは、少年たちのあこがれツリーハウスから。ツリーハウスとは、文字通り木の上に作る家のことです。マーク・トウェインの「トム・ソーヤーの冒険」を読んだことがある人なら、誰しもあこがれたことがあるでしょう。
このツリーハウスが組み立て式のキットで販売されているのです。
ツリーハウス オリジナルキットK【30万円】
出典 http://www.katagiri-kensetsu.jp/
・想定工期:1か月(毎週土日に3時間の場合)
・製品寸法:W1,800 × D2,700 × H2,250mm
片桐建設から販売されているツリーハウスのキットです。お値段は何と30万円!子どもの頃の夢がこの価格で簡単に実現してしまいます。
材料は全てカットされた状態なので、基本的には組み立てるだけです。本当にプラモデル感覚で作っていくことができるようですね。もちろん多少の時間はかかるようですが、作るのが好きな人ならこれもレジャーの一環として楽しめるでしょう。
子どもたちの遊び場所に、お父さんの秘密基地や昼寝場所に最適なタイニーハウスと言えるでしょう。
ログハウスキット
タイニーハウスの定番ログハウスのキットです。山小屋や避暑地の小さな別荘などを思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。こちらもリーズナブルな価格で販売されています。
ミニログキットハウス【55万円】

出典 http://www.mini-log.net/
・想定工期:1か月(毎週土日に3時間の場合)
・製品寸法:W3,906 × D4,006 × H2,970mm
株式会社ベストログ研究所が販売しているログハウスのキットです。屋根付きベランダもある、北米スタイルのこじゃれたログハウスです。6畳ありますので家族で寝泊まりできますし、別荘に活用するのも良さそうですね。
セルフビルドミニログハウスキット【104万円】
出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/
・想定工期:1.5~2か月(毎週土日に3時間の場合)
・製品寸法:W4,432 × D5,432 × H2,800mm
同じくベストログ研究所のログハウスキットです。ベランダ5畳、部屋9畳と本格的なログハウスキットです。スペースにゆとりがありますので、仲間内でミニパーティすることもできるでしょう。北欧直輸入で材質は確かですし、温もりのある家になることでしょう。
外見が非常におしゃれですので、雑貨屋などのお店屋さんにしても良さそうですね。
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まとめ
ここまで、タイニーハウスキットについてご紹介してきました。
タイニーハウスが大人気!|日本での買い方は?価格は?間取りはどれくらい?
あまりの安さにビックリされた人も多いのではないでしょうか。ある程度DIYに慣れた人ならコツさえつかめばそんなに難しいものではないですし、工期も週末だけの作業で十分完成にこぎつけることができます。集中してやれば1週間~10日くらいでの完成も可能でしょう。
家に何千万円もお金を投じるのが理解できない人、ライフスタイルを見直したい人などは一度挑戦してみては如何でしょうか。