紫陽花のスポットで最初に思い浮かぶものの一つに鎌倉があります。お寺が非常に多く、そのほとんどに紫陽花が植えられていますよね。何気ない道端や線路脇でもたくさんの紫陽花を見ることができ、梅雨時でも楽しませてくれます。

出典 http://photozou.jp/
そんな紫陽花スポットが満載の鎌倉を江ノ電でめぐる方法を今回はご紹介していきます。
江ノ電の旅|鎌倉の紫陽花スポットめぐり
江ノ電の魅力
東京・神奈川の人にはおなじみの江ノ電。ただ、関東以外の地域の方には、あまり親近感がないかも知れませんね。
江ノ電とは、鎌倉駅から藤沢駅までの10kmを運航している電車です。この区間は、由比ヶ浜海岸や稲村ヶ崎、江ノ島など人気の観光地が目白押しであることもあり、観光用に利用されることが多いです。しかし、江ノ電の魅力はそれだけではなく、電車そのもののレトロ感であったり、民家のギリギリの狭いところを通ったり、海外線の美しい景色や富士山が眺められたりととても魅力にあふれた電車なのです。
魅力に詰まった江ノ電ですので、映画やドラマ、アニメの舞台でもたびたび登場します。乗っていると「あ、この景色知ってる!」と話が弾むかもしれませんね。
江ノ電から紫陽花を眺める
出典 http://www.kabegamikan.com/
江ノ電の線路脇にはたくさんの紫陽花が植えられていて、車内から眺めることが出来ます。
途中下車し紫陽花スポットを巡る
江ノ電沿線には多くの紫陽花スポットがありますので、効率よく見たいなら江ノ電1日乗車券 のりおりくん の購入をおすすめします。これは1日中どこでも何度でも乗り降りが可能という優れものの乗車券です。
【料金】
おとな600円、こども600円
このパスで一日かけて紫陽花巡りをしましょう。
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◇長谷寺(はせでら)
鎌倉有数の景勝地としても名高い長谷寺。ここでは非常に多くの紫陽花を見れることが特徴で、その数は何と40種類以上約2500株。梅雨の時期は 紫陽花の径(こみち) で、たっぷりの紫陽花を鑑賞しながら散策ができます。
また、見晴らし台からは、鎌倉の海と街並みを一望しながらの紫陽花を鑑賞でき絶景を堪能できるでしょう。
◇極楽寺
茅葺の山門が古めかしく非常にレトロ感のあるお寺です。境内は撮影禁止ですが、紫陽花は周辺にも咲いておりレトロな山門をバックに眺める紫陽花はなかなかに風流ですよ。
◇明月院
紫陽花寺とも称される明月院。鎌倉を代表する紫陽花スポットです。日本の固有種 姫あじさい 2500株が院内に咲き乱れます。ここの紫陽花は鮮やかな青色をしていて、その独特の青さゆえに 明月院ブルー と呼ばれています。
とりわけ雨の日の美しさには心奪われることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?江ノ電と鎌倉の紫陽花の魅力は伝わったでしょうか。
眺める場所によって紫陽花はまた違う顔を見せてくれますので、是非たくさんの場所を訪れてみてください。きっと、梅雨のうっとうしい天気が嘘のように晴れやかな気分にさせてくれますよ。