環島(ホァンダオ)という言葉をお聞きになったことがありますか?聞いたことのない方も多いかも知れませんが、これは文字からも推測できるように島をぐるっと一周するという意味です。
実は今台湾では、自転車でこの環島をするのがちょっとしたブームになっているのです。

出典 http://chungweiyou.pixnet.net/
今回は世界ふしぎ発見でも紹介されたホァンダオの楽しみ方や見どころなどを、ポイントをまとめてお伝えしていきます。
台湾ってどんな国?
台湾は最も海外旅行がし易い国の一つです。時差もほとんどなく、3時間もあれば到着しますのでとても気楽に行けます。また、非常に親日的ですので、居心地の良い国でもあります。
台湾については当ブログ内でも既にお伝えしているので、興味がある方は下記からもどうぞ。
台湾旧正月のロケット花火祭り
台湾ランタンフェスティバル
自転車でホァンダオ!
ホァンダオは先述の通り、島を一周することです。これを自転車でするのが今台湾では流行しています。
実は台湾は自転車王国で、自転車販売台数の世界第1位と第2位は台湾企業なのです。また、ここ10年で市民たちの街中での利用が非常に活発になり、公共サイクルの整備も全国的に充実しています。こちらも利用率は世界第1位です。このような環境ですので、自転車でホァンダオというのも納得ですよね。2015年は何と1万人が達成されたようですよ。
そして、現地の人々だけでなく海外の旅行者の間でも人気が高まっているのが、自転車のホァンダオなのです!
自転車は持ち込み?レンタル?
本格的に自転車をやり込んでいて、自分の自転車じゃないとダメと言う人は持ち込みましょう。分解してしっかり梱包すれば飛行機でも持ち込み可能です。
ただ、先でも言いましたが台湾は自転車のレンタルで困ることなどあり得ませんので、現地で借りてしまうのが手っ取り早いかと思います。

出典 http://www.taipeinavi.com/
ジャイアントで本格的なロードバイクもレンタルできますので、計画される場合は事前に問い合わせておくと安心ですね。

出典 http://cyclist.sanspo.com/
コース
ホァンダオのコースですが、本格的に一周する場合は下記のようなコースになります。

出典 http://trataberuru.com/
ほぼ海外線沿いですから文字通り一周することになりますね。距離にして900~1000kmです。
もちろん、滞在の日数や体力や観光ルートなど種々の状況に合わせてご自分でコースを決めるのも良いでしょう。何はともあれ楽しめることが大前提です。
何日かかる?
さて、気になるホァンダオの日数ですがどれくらいかかるのでしょうか。
自転車とはいえ、急な坂があったりなかなかに体力は必要で、休憩もしっかり取らないと完走できなくなります。そう考えると上記のコースで一周すると仮定して、1日ゆっくり100km進み且つ観光もしっかりするのであれば 2週間 ほしいところですね。
ある程度余裕を持った計画で、ホァンダオを満喫しましょう。
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ホァンダオで観光巡り!楽しみ方と見どころ
(1) 日月潭

出典 http://joy-trip.jp/
海外線から少し内陸に行くと、台湾3大観光地の一つ日月潭に辿り着きます。ここは、台湾で最も美しい湖とも言われており、日の出の美しさには思わず息をのみます。
ここで是非一泊して日月潭の魅力を堪能されることをお勧めします。
(2) ガランピ岬

出典 http://blogs.yahoo.co.jp/y294maself/
台湾最南端のガランビ岬です。日本統治時代の名残も残っています。
ここは純粋に台湾の美しい海を存分に眺めてください。
ここでホァンダオは半分達成です。
(3) 猫空(マオコン)
台北のゴール一歩手前でちょっと内陸に寄ってみましょう。猫空(マオコン)というお茶料理で地味に有名なお店があります。
出典 https://retrip.jp/
ロープウェイで上った上からは見事な夜景が見れます。台北101もしっかり見れますよ。
ゴールの台北は目と鼻の先です。
まとめ
ここまでホァンダオの魅力をお伝えしてきました。
自転車での台湾一周、世界中の自転車愛好家の間でひそかなブームとなっているのが少しわかる気がしますね。自然の風や風景を肌で感じ、旅先の人々と触れ合える機会が多いのも魅力の一つです。
ちょっと変わった旅行がしてみたい、旅で充足感を得たいと思っている方は是非チャレンジしてみましょう。今までの旅行では得られなかったものが得られるかもしれませんよ。