ロケット花火祭りで、まず思いつくのはギリシャのヒオス島ですよね。
2つの教会を拠点にして打ち合う、かなり過激なあの祭りです。

出典 http://matome.naver.jp/odai/
ロケット花火祭り(ギリシャ)
ところが、ロケット花火祭りはギリシャだけではなかったんです。台湾の旧正月でもなかなかのロケット花火が乱れ飛んでいるのです。
今回は【世界の果てまでイッテQ!】でも紹介された台湾の旧正月の模様をご紹介していきます。
台湾ってどんなところ?行き方は?
台湾は海外旅行の中では、かなり気楽に行ける国の一つです。時差も1時間ほどですし、3時間もあれば到着してしまいます。
台湾については当ブログでも既にお伝えしているので、興味がある方は下記からどうぞ。
台湾ランタンフェスティバル
台湾の旧正月って?
台湾の旧正月は春節とも言われていて、旧暦での正月にあたります。新暦の正月よりもこちらの方がしっかり祝われていて、アジアではむしろ祝わない方が珍しいくらいです。日本は珍しい方ですね。
2017年の旧正月は1月27日~2月1日までとなっています。
食べ物

出典 http://hualian.ti-da.net/e4399195.html
台湾は、大晦日には家族そろって年菜(年夜飯)を食べます。日本で言うところのおせち料理ですね。縁起の良いものや金運のあるものが、ぎっしり並べられたスペシャルディナーと言う感じでしょうか。
もちろん市場にもたくさんの食材が並べられて、旧正月の賑わいを見せます。
危険なロケット花火祭り(塩水蜂炮)の見どころ
台湾では新年を迎えると、あちらこちらでロケット花火やら爆竹やらが爆発しかなり激しいことになります。
取り分け、台南市塩水区で行われている 塩水蜂炮 は、かなり過激なイベントとして知られています。
砲台200台、ロケット花火1000万発というとてつもない規模のお祭りです。参加者は年々増え60万人。
ちなみに、由来の有力な説は厄払いだそうですよ。
フルフェイスのヘルメットと防護服を着用しなければ参加すらさせてもらえないという、とっても危険なイベントです。その映像がこちら↓
まぁ確かに厄払いにはなりそうですね。きっと厄も近寄りたくないでしょうね、危な過ぎて。。。
180年続いている伝統のお祭りだそうですので、この時期に行かれるのなら是非参加してみましょう。厄年の人も是非。
当然ですが、お体の弱い方は絶対参加しないでくださいね。
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旧正月中の台湾旅行
この時期に台湾に行かれる方が注意すべきなのは、とにかくお店の休みが多いということです。サイトなどで無休と書かれていてもこの時期だけは休むなんて店も結構ありますので、事前にチェックしておきましょう。
特に外食は休みのお店が多いです。
旅行者には不便を感じるこの時期ですが、この時期だからこそ行っておきたいスポットもありますので、一つだけご紹介しますね。
歳末市

出典 ttp://www.travel.taipei/frontsite/jp
旧正月の雰囲気をたっぷり味わえる歳末市巡りはなかなかオススメですよ。日本のアメ横に似た感じですかね。
たくさんの人でごった返し、1年で最も賑わいを見せています。たくさんの食材が所せましと並び、とりわけ色とりどりのお菓子にびっくりされると思います。
台湾では、新年に食べきれないほどのお菓子を用意してもてなすのが習わしですので、歳末市でも凄まじい量のお菓子が並んでいます。とてもきれいで華やかな雰囲気が楽しめるので、是非お店をのぞいてみてくださいね。
建物からもどことなく懐かしい中国の雰囲気も感じられる歳末市、この時期こそ行っておきたい場所と言えるでしょう。
まとめ

出典 http://dailypicksandflicks.com/
ここまで台湾の旧正月についてご紹介してきました。危険なロケット花火祭りから賑やかな歳末市まで、台湾ならではの旧正月の雰囲気が伝わったでしょうか。
ロケット花火祭りの方は好みが分かれるかと思いますが、話のネタとしては相当良いかと思います。歳末市はこの時期に行かれる方は必ず見ておいた方が良いでしょう。これが台湾の正月だと肌で感じることができるでしょう。