時候の挨拶は数あれど、梅雨にも挨拶の仕方ってあるのでしょうか?いざ、お得意先にメールを書こうとしたときにふと考え込んでしまう人は少なくないようです。下手な挨拶文を書いて先方に不愉快な思いをさせないためにも、しっかりとした一般常識を身に着けておきたいですよね。

今回はビジネスメールで梅雨の挨拶文をどう書けばよいのかお伝えしていきたいと思います。
ビジネスメールにも使える!梅雨時期の挨拶文の書き方
梅雨にも時候の挨拶ってあるの?
出典 http://trip-clip.blogspot.jp/
そもそものお話になってきますが、結論から言うとあります。あまり聞き慣れないかも知れませんが、暑中見舞いと同じように梅雨見舞いという言葉もあるくらいですので。
この際、大人として社会人として恥ずかしくない挨拶・文章を書けるよう参考の一助になれば幸いです。
ビジネスメールに使える梅雨時期の文例

梅雨時の挨拶文ですが、多種多様なものがあります。ビジネスメールにも十分に活用できますので、状況やご自身・先方のご年齢などに合わせて使い分けて頂ければと思います。
◇梅雨走り(迎え梅雨)
梅雨前には、はっきりしないぐずついた天候が続くことがありますよね。そんな梅雨走りのときに使える文例です。
・入梅を間近にひかえ、落ち着かないお天気が続いております。
・今年もまた梅雨入り宣言が気にかかる頃となりました。
◇梅雨入り
梅雨入り宣言も発表され、本格的に雨模様の日が続く時期に使いましょう。
・入梅の候、つつがなくお仕事に励まれている様子、なによりに存じます。
・入梅の報に気を曇らせる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
◇梅雨の中休み
梅雨の真っ最中ながらも雨の降らない日が続くこともありますよね。そんないささか気分も晴れる梅雨の中休み時に使えます。
・梅雨晴れの一日、●●様にはますますご健勝の事とお慶び申し上げます。
・梅雨も中休みとなったのか、今朝は気持ちの良い青空が広がっております。
◇梅雨明け
梅雨明け宣言も出され夏の気配も近づく、心なしか気分も高揚するそんな時期に使える文例です。
・長かった梅雨もようやく明け、貴社ますますご発展の事とお喜び申し上げます
・憂うつな梅雨も明け、青空がひときわ爽快に感じられる今日この頃です。
◇結びのことば
もちろん挨拶には結びのことばもあります。定型的なものから親しみをこめたものまでありますので、参考にされてみてください。
・長雨の季節でもありますので、お体にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
・梅雨明けを心待ちにする毎日、どうかお元気で過ごされますよう。
・若々しき木々の葉が生い茂るこの頃、社業の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
まとめ
出典 http://www.kokoro-fire.com/
いかがでしたか?梅雨にまつわる挨拶でも、いろいろあるんだなと驚かれたのではないでしょうか。
ビジネスメールの挨拶文例|初めての相手に送るときの件名と書き出し
ビジネスメールでは簡潔なものが好まれるという意見もありますが、文頭にちょっとした季語や気遣いの文言が入っているだけでも相手への印象は変わってきます。相手や状況にも依存しますので、その時々に応じたメールを送ってみるとよろしいでしょう。
気遣いのできる人だと感じてもらえれば、相手との関係が良好になることは間違いありませんよ。