梅雨になって一番困ること。やはりあのジメジメした湿気ですよね。あの不快なまでの湿度で気分も晴れないですし、ちょっとしたことでイライラすることも増えますしね。少なくとも家くらいでは、あのジメジメ感から解放されたいですよね。
ちなみに、梅雨時の湿気ってどれくらいだと思いますか?湿度の平均値などはご存知ですか?また、どれくらいの湿度だと快適に過ごせるのでしょうか?
今回はこれらの疑問を解消し、正しい対策をご提示していきますね。
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梅雨の湿度ってどれくらい?平均値は?湿気への正しい対策とは?
梅雨の湿気
梅雨の湿気は、家の中に様々な悪影響を及ぼします。代表的なのはカビ菌とダニの繁殖です。梅雨時期の家の環境はダニとカビが最も好む環境です。
これらの環境は人体にも影響があり、咳やアレルギー、匂いによるストレスなど広範囲に及びます。特に、赤ちゃんやご年配の方には影響が深刻になる場合もあります。また、洗濯物の生乾きの原因にもなっており、良いことは何一つありません。
何かしらの対策が必要であることは間違いないでしょう。
梅雨の湿度平均値
梅雨の湿度が高いことは体感としてわかるかと思いますが、実際の数値はどれくらいなのでしょうか。
東京都の例を出すと梅雨の6月、7月の湿度平均値は 75% となっています。5月は 62% ですから、急激に高くなっていることがお分かりいただけるかと思います。
また、気温の平均値は5月と6月では3℃程度しか変わらないにも拘わらず湿度だけが急激に変化するため、体感としても非常にジメジメ感が増すのでしょうね。
◇快適な湿度
ここまでで梅雨の湿度が高いことはご理解いただけたかと思います。さて、梅雨の時期において快適に過ごせる湿度はどれくらいが良いのでしょうか。
一般にダニが好む湿度は 70%以上 、カビが好む湿度は 65%以上 と言われています。ですので、少なくともこの湿度よりは低い環境にする必要があるでしょう。また、人が快適に感じる湿度は温度とも相関関係がありますので、温度設定にも気を配る必要があります。
上記を踏まえて提唱されている梅雨時の快適な湿度と温度は下記となります。
温度:20~25℃
湿度:45~60%
お部屋の状況を今一度見直してみて、梅雨時に備えてみてくださいね。
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梅雨の効果的な湿気対策
ここからは、梅雨時の湿気対策として快適な湿度を保つ方法をご紹介しますね。簡単でしかも経済的な方法ですので参考にされてみてください。
◇木炭
匂い除去でよく使われれる木炭ですが、湿気対策にも効果を発揮します。お部屋に置いておくだけでOK。表面に無数に空いている孔が湿気を吸着し除湿してくれるのです。半永久的に使用でき結露も防いでくれる優れものですので是非使ってみてください。
ホームセンターなどで簡単に手に入りますよ。
◇新聞紙
え?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。実は新聞紙は、材質が粗くデコボコな形状になっているので湿気を吸いやすいのです。靴箱に敷いておくだけでも湿気対策になります。
また、湿気やすい押し入れにも敷いたり、何本か筒状にして入れておくだけでも有効ですよ。
◇換気
梅雨時はどうしても部屋を閉め切りがちになりますが、換気することも非常に重要です。閉め切るとホコリがたまりがちになり、ダニやカビ菌が繁殖する一因となるからです。
換気の際のポイントは対角線上の窓を両方開けることです。これにより部屋の真ん中を風が通り抜け、入ってきた風を部屋にため込まないようにすることが出来ます。
まとめ
梅雨時の湿度や湿気対策についてご紹介しました。
梅雨の環境はダニやカビが繁殖する条件が全て整ってしまっていると言っても過言ではありません。簡単にできる湿気対策もありますので、今回の方法も参考にして頂き快適な生活環境をGETしてくださいね。